羽鳥慎一モーニングショー11月15日「抗生物質が効かなくなる?!」

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2018年11月15日放送の羽鳥慎一モーニングショー「そもそも総研」のコーナーでのテーマがこちら。

「抗生物質が将来的には効かなくなるの?」

 

なんと…

 

 

風邪などで受診すると、当たり前のようにもらっていた抗生物質。

私のかかりつけの診療所の先生は、最近は抗生物質を簡単には処方されなくなりました。

でも、私は結構よく風邪を引くし、一旦引くとなかなかな治らないんです。

なので、ついつい早めに受診して、抗生物質出してほしい・・・なんて思っちゃうんですよね(^^;)

昔ある医師に、「実は風邪の時に出す抗生物質は適当に選んでる」なんて話を聞いた事があって、ちょっと残念に思った記憶はあります。

でも、それでもなんか抗生物質出しといてもらうと、なんとなく安心してしまうというか。

まあ、こんな感じで便り過ぎちゃうのがまずいんですよね(^^;)

今問題になっている、抗生物質の使い過ぎ。

本来せっかく効果があるものでも、使い方がまずくて効果が得られないとなれば残念な話しです。

今日11月15日羽鳥慎一モーニングショーのそもそも総研では、玉川徹さんが「正しい抗生物質の使い方」をしっかり解説してくれました^^

その内容の要点と、感想をまとめます。

 

羽鳥慎一モーニングショー「抗生物質の使いすぎで効かなくなる?!」

 

 

 

抗生物質は、そもそも細菌による感染の治療に使うもの。

例えば、

・細菌性肺炎

・膀胱炎

・結核菌

・中耳炎

・破傷風

など

 

 

風邪を引いたら、抗生物質ってイメージありませんか?

でも、実は風邪のほとんどはウイルスなんですよね。

これはテレビなどでもずっと言われているけれど、風邪で受診した時に、なんとなく抗生物質が処方されて当たり前に飲んでいる。

そんな人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも・・・

抗生物質が効かないケースに対して飲んでいると、人類に悪いことが?!

 

それは

「抗生物質の使用過多による耐性菌の拡大」

なんですね。

 

国立国際医療センター、具昭芳明医師によると、

「抗生物質の使いすぎが現代医療の崩壊させる」

こう提唱しています。

 

玉川さんからの、風邪には抗生物質が出されることがあるけれどこれは効果あるのかという質問に対する具医師の回答は、

「風邪はウイルスなので、抗生物質では対処できない」

とのこと。

 

なぜなら、風邪の大半はウイルスであり、細菌とウイルスは大きさも構造もやっつける方法も全くことなるものだから。

 

それでも、病院に行くと抗生物質が出ることがあるのはなぜ?という玉川さんの質問に対する具医師の回答は、

「重症化を予防するために抗生物質を使うのが妥当だった時代がある」

とのこと。

 

しかし、予防での抗生物質は意味がないんですね!

「必要のない場面で抗生物質を出してと言われても困る」と・・・

 

ところが、抗生物質が風邪に効くと、半数の人は勘違いしているそうです。

 

確かに、周りの人と話をしていても、

「予防的にかかりつけの先生に抗生物質もらってるの」

「持っていたら、あれっ風邪かなってときに慌てなくて済むでしょ」

こんな話を聞くことがあります。

 

国立国際医療センターの調査では、風邪にような症状で細菌性で抗生物質が必要なケースは10%のみとのこと。

しかし、実際には風邪の診断を受けた30%の患者が、抗生物質を希望しているんだとか。

 

では、風邪で抗生物質が必要なケースとはどんな時なのでしょうか。

 

抗生物質が効くのは、風邪のようだけど実は違う病気。

例えば、喉がとても痛いなど、一か所だけ症状が強い場合、細菌性の可能性があり、場合抗生物質が有効とのこと。

 

2017年6月の厚生労働省の発表では、

「感冒に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する」

と記されています。

(厚生労働省公式サイト 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(2017年6月1日)

 

感冒とは

発熱の有無は問わず、鼻症状(鼻汁、鼻閉)、咽頭症状(咽頭痛)、下気道症状(咳、痰)の 3 系統の症状が「同時に」、「同程度」存在する病態(表 1)を有するウイルス性の急性気道感染症を、本手引きでは感冒に分類する。

引用元:抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(2017年6月1日)

 

 

 

羽鳥慎一モーニングショー「抗生物質の使いすぎによる現代医療の崩壊とは?」

 

 

抗生物質の使いすぎによる現代医療の崩壊とは一体どういうことなのか?

 

薬の使い過ぎにより、薬が効きにくい菌、つまり薬剤耐性菌が生まれてしまう。

そして、これが病気を起こした際に、治療ができなくなるという問題が・・・

 

細菌は抗生物質でやっつけられるけど、そののなかに少しずつ生き延びるものがあって、それが薬剤耐性菌なわけですね。

これは抗生物質で対処できず、しかも身体の外に出ると、周りの人に感染して拡がってしまうんですって!

めちゃくちゃ恐ろしい話ですね。

 

 

抗生物質を多用すると薬剤耐性菌が増え、本当に抗生物質が必要な病気になってしまった時に効かなくなる。

そして、そういう病気がどんどん増えてしまう。

 

2050年には、10,000万人/年間くらい、薬剤耐性菌により亡くなる人が出るかもとのこと。

何も対策をしなければ、どんどん耐性菌が増え、治療薬が追いつかないと・・・

 

 

 

羽鳥慎一のモーニングショー玉川さんの結論は「抗生物質を出してと希望しない」

 

 

抗生物質の薬剤耐性菌を増やしてしまうのは、私たちの間違った習慣が大きな要因になっているようです。

それは、

・処方された抗生物質を最後まで飲み切らない

・飲まなかった抗生物質を残しておいて、別の時に飲んでしまう

 

これ、思い当たる人もいるのでは?

 

抗生物質を最後まで飲み切っている人は、およそ半数なんだとか。

抗生物質を最後まで飲み切る理由は、

・病気をしっかり治す

・お薬を残すと、後でまた何か症状でた時に飲んでしまうかもしれない

ということ。

 

抗生物質を中途半端に止めたことで、耐性菌が増えるんですね。

また、残しておいた抗生物質を、後にまた中途半端に飲み出した時にも薬剤耐性菌が増えてしまうとのことです。

 

なので、抗生物質は、例え症状がおさまっても処方された分は最後まで飲み切ることが大切になるのです。

 

玉川さんのまとめとしては、

・自分からは、風邪で抗生物質を出してほしいと言わない

・考えが古い医師は、とりあえず抗生物質を出すこともある

・処方された場合は、本当に必要かどうか聞くことも大切

と意見を述べられていました。

 

考えの古い医師に、そんなこと患者側から聞くのも結構勇気いりますけど…(^^;)

さらに、

「意味ないことにお金を払うのは意味がない」

とぴしゃり!

私は、玉川さん好きだけど、時々激しい発言があるところが、批判されるのかな?(^^;)

 

 

まとめ

 

 

11月15日羽鳥慎一のモーニングショー「そもそも総研」のまとめは、

「風邪で抗生物質を医師に求めるのはやめましょう」

ということでした。

 

私たちは、病気になったら薬が処方され、なんとなくいつまでもだらだら飲んだり、必要ないのに希望したりということもありますよね。

なんでも薬で解決しようみたいな。

みんながみんなそうではないですが、忙しい現代。

がんばるために、薬で症状をとりあえず抑えたいと考える人はいらっしゃると思います。

けれども、そうすることにより、本当に必要な時にお薬が効かないとか、余計な病気を増やしてしまうなどの問題が起こりうるんですよね。

 

あらためて見直す良い機会になりました。

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