現在、復活を遂げた「美少女戦士セーラームーン」のアニメ!
でも、実は92年版のセーラームーンの方が実は人気があるんですね…。
確かに、私も愛している作品です^^
「セーラームーンは昔の方が良かった!」
こういった感想は何も一般の方だけではなくファンの間でも言われているんです。
私はどちらも好きなのですが;;
何故、セーラームーンは昔の方が良かったという感想が多いのでしょうか?
そう言われている理由は何なのか、考察してみました!
セーラームーンは昔の方が「オリジナル」だった?
まずは、美少女戦士セーラームーンのアニメについてお話しします。
そもそも、セーラームーンは特殊な作品なんですよ。
セーラームーンが産まれた理由について、あまり語られていないのでファンぐらいしか分からない部分もあるのですが。
原作者:武内直子氏は「コードネームはセーラーV」を描いていたんですね。
(この作品の主人公はセーラームーンの中で、ヴィーナスとして出てきます。)
当初はこの作品をアニメ化しようとしていたようです。
ですが、とある商標権に引っかかってしまったので主人公を変えて物語を一新させたんですね!
それが、「美少女戦士セーラームーン」です。
更に、ここから大変な事に…。
92年版セーラームーンは、その漫画版とほぼ平行で作られました。
なので、ファンの間ではどちらが原作と言って良いのか分からなくなってしまったんですね…。
しかも、武内直子氏と当時の制作会社は平和とは遠い関係になってしまったようです。
物語の大幅な変更、キャラクターの設定などまるで違ってきてしまったからなんですね。
ですが、公式「美少女戦士セーラームーン」は武内直子氏の漫画版を原作として扱っています。
なので、実質92年版のアニメは原作とは違うオリジナルアニメになったんですね!
(本来は逆な事が多いのです。)
そのオリジナルアニメが、世界的大ヒットしたんです^^
セーラームーンは昔の方が良かったと言われる理由を考察してみた。
では次に、美少女戦士セーラームーンは昔の方、つまり92年版オリジナルアニメが良かったと言われている理由は何なのかお話しします。
「セーラームーンクリスタルは微妙なの?評価が低い理由は何?」
でもお話ししましたが、クリスタルは漫画版準拠のお話しです。
漫画版では、使命を全うするシリアスな作品として描かれています。
そういった作品が好きな人もいますが、ハッピーな方が好きな人が多いようです。
でも、それだけが理由ではないんですね…。
★★92年版オリジナルアニメが良かったとされる理由★★
セーラームーンが昔の方が良かったと言われる理由には、他にどういったものがあるのかまとめてみました!
1、思い入れ
一度はこう思った事があるのでは?
「昔の方が良かった!」
それは、子どもの頃それが当たり前だった、大好きだったものがなくてショックを受けたからなんですね。
92年版オリジナルアニメから知った人にとっては、そこに帰結してしまうのでしょう。
(私も幼児時代に見ていました。)
2、声優人気
第二次声優ブームの火付け役は92年版セーラームーンだったと聞いています。
三石琴乃さん、久川綾さん、富沢美智恵さん、篠原恵美さん、深見梨加さん。
この5人はこの後、尋常じゃなく人気声優の階段をあがりました。
しかも、老若男女関係なく大人気声優ばかり。
それがゆえに「やっぱり亜美ちゃん達はこうでないと!」という想いがあるのでしょう。
3、物語
92年版オリジナルアニメは主人公だけではなく、他戦士のキャラクター性もがっつり掘り下げていったんんですね。
そして、人間関係をしっかり紡いでくれたんですね。
ですが、物語は何故か子ども向けとして描かれていたはずなのに、容赦なき悲しいシーンも入れてきたんですね。
それがゆえか当時の大人人気をかっさらっていきました!
4、音楽
神として扱われる事の多い、故・有澤孝紀氏。
彼は、92年版美少女戦士セーラームーンのほとんど全ての音楽を手がけました。
それにより、彼はJASRAC国際賞を受賞したほどに素晴らしいものでした。
中でも変身シーンの音楽は凝っており、とても専門的な技術を駆使しているんですね。
何度も聞いていられるのが、持ち味ですね^^
と、このように人の心にダイレクトに伝わりやすい作品作りだったんですね。
私はどちらも好きなのですが、どちらも素晴らしいものと思っています^^♪
まとめ
いかがでしょうか?
これで、美少女戦士セーラームーンが昔の方が良かったと言われる理由を知れたはず!
セーラームーンは、どれも良さと魅力があるんですけどね!
是非、92年版もこれを機に見てみては?^^♪