冬と言えば温泉!
冬でなくても温泉は気持ち良いですが、私はやっぱり冬に温泉で温まるのが好きです♪
寒いところから、温かい温泉の湯に入る瞬間が何とも言えず気持ち良い・・・
あんまり温度差があるのは身体に負担なんですけどね(^^;)
ところで、温泉って健康や美容効果が高いって聞きますよね。
でも、私は、温泉は気持ち良いけど、そんなに健康や美容の効果を感じたことはないんです。
けれども、それは入り方に問題があったのかも?!
12月8日の世界一受けたい授業では、温泉の正しい入り方について、温泉療法専門医である早坂信哉先生が、興味深いことを教えてくれていました!
「世界一受けたい授業」温泉から出たらシャワーで洗い流さない方が良い?!
まず、温泉の効果ですが・・・
温泉療法専門医の早坂先生によると、水道水より温泉の方が保温効果が優れているそうです。
温泉に入って出る時、シャワーで身体を流しませんか?
私は、洗い流した方が良いのだと思っていました。
でも、温泉に含まれるミネラル成分が、皮膚について被膜効果を発揮し、熱が逃げにくく体温が高い状態で長く維持できるんですって!
ところが、シャワーしてしまうと、せっかくの温泉の成分まで流れてしまうんですね。
なんてもったいないことをしていたのでしょうか(^^;)
番組出演者の方々も、温泉の後洗い流してしまうという声がありました。
でも、している人多いですよね、きっと。
ちなみにタオルで拭くのはごしごししなければ大丈夫とのこと。
押さえ拭きにしょうと思います^^
番組では、20代と30代の女性が普通のお風呂と温泉に入り、その後どれくらい体温が高い状態を維持できるか比較していました。
普通のお風呂、温泉ともに40度で10分という同じ条件での実験です。
すると、普通のお風呂から出ると、10分程度で5度も下がってしまいました。
一方、温泉の後は保たれていたんです。
しかも1時間後も高い体温が保たれているという。
温泉って本当にすごいんですね。
そうか、今まで入り方が悪かったのか(^^;)
さらに、美容効果ももちろんあり!
また20代30代の女性で、普通のお風呂と温泉に入る前後の肌のきめの状態をそれぞれチェッ。
すると、肌をクローズアップした写真をみると、普通のお風呂に入る前は肌の表面の網目が細かくあるのに対し、後では網目が薄くなっていました。
これは、入浴後の方がきめが粗くなっている、つまり肌が荒れているということなんですね。
それに対し、温泉から出た後は、きめがさらにこまかく深くなっていました!
肌の水分量に関しても、普通のお風呂と温泉の後では全然違います。
普通のお風呂の後は、みるみる水分が減っている・・・
でも、温泉の後は、水分が保たれているだけでなく、微妙に水分量が増えていたんです!
これも、20代、30代の女性ともに同じような結果でした。
温泉に含まれている、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムが美肌効果を高めるとのこと。
この3つの成分が、肌の皮脂と反応し、お肌をつるつるに、かつ保湿効果を高めてくれるそうな♪
また、温泉の場合、細胞そのものが若返るそうです。
というのも、温泉は普通のお風呂より体が温かい状態が長時間続くので、血流が良くなり、より多くの栄養分が全身に行きわたるんですね。
さらにもう1つの理由は、熱刺激によりヒートショックプロテインというたんぱく質をつくります。
そのたんぱく質は、以上を起こした細胞を修復してくれるとのこと。
なお、このヒートショックプロテインは、40度~42度で効果的につくられるため、家庭のお風呂でもつくれます。
その場合、温泉の素を入れるのは効果的みたいですね。
また、温泉により、インフルエンザ予防効果も期待できるとのこと!
これもまた温熱刺激により、ウイルスを攻撃してくれる「ナチュラルキラー細胞」が活性化するそうです。
小学校5・6年生のデータによると、普通のお風呂に入っている子に比べ、毎日温泉の湯に浸かっている子は20パーセント以上も風邪に強いということも紹介されていました。
毎日温泉のお湯に浸かれるのか・・・
温泉って、やっぱりすごいんですね^^
感想・まとめ
世界一受けたい授業、温泉療法専門医早坂医師による解説のまとめは、
「普通の水道水のお風呂より温泉の湯の方が、ミネラルがあること、温浴効果が高いことで、健康や美肌効果が高い」
ということでした。
上手に温泉を利用して、健康・美肌を維持したいですね^^