漫画版やネルケ版セラミュで大人気のセーラーコスモス!
でも、実は今までとは違う毛色のセーラー戦士。
絶望に堕ちてしまったような悲しい面持ちをしています。
でも疑問ばかりが浮かんできますよね。
他の戦士達や衛がいないのか、何故孤独にならなければならなかったのか…。
漫画版は、完全に理解するのが難しいとは思います^^;
なので、私の考察も含めどういう事なのかお話しします!
セーラーコスモスを詳しく知りたい!孤独に戦い続ける理由とは?
まずは、セーラーコスモスの詳細からお話しします。
セーラーコスモスのおさらいから。
彼女はセーラームーンがカオスに勝てなかった勇気が持てなかった事で真のコスモスにはなれなかったんですね。
でも、現代のセーラームーンが勇気を出した事で、宇宙を守護に持つ真の戦士へと進化「未来の究極の姿」として描かれました。
その中でセーラーコスモスは孤独に戦い続けている理由について触れたんですね。
「「ここ」での私も孤独だった。」
カオスを完全に倒せなかった故に繰り返される殺戮。
(現代の勇気を出したセーラームーンとして)
やはり幻の銀水晶を持つセーラームーンは他の戦士とは違い、最終的な決定権があります。
それはとても重いものでしょう。
その重さも苦しみもセーラームーンにしか分からない。
あなたの苦しみが、他の人には分からないように…。
セーラームーンの物語の根幹は「どれだけ時代が過ぎても時代は繰り返される」なんですね。
そうですね、例えば…いじめが分かりやすいかも?
いじめがなくなる事は未来永劫ありません。
何故なら、弱肉強食があるからです。
生まれ変わってもいじめられっ子から脱却出来ない状態がセーラームーンです。
ずっと向き合い続けるんです。
仲間にばかり頼れない「孤独」。
殺戮を終わらせられないプレッシャーという「孤独」。
一人ではないけれど、独りなんですね。
セーラーコスモスは本当に孤独なの?仲間はみんなどうなるの?
では次に、仲間の存在についてお話しします。
上記ではセーラーコスモスの孤独について触れてみましたが、その孤独とは心の問題だと読み取れるので考察してみました。
ですが、仲間はいると思います。
うさぎちゃんがいかに寂しがり屋かなんて事は読んでれば分かります。
それに今までの敵から考えると、一人では立ち向かえないでしょう^^;
しかもセーラームーンが成長する為に必要な仲間達です。
だって考えてみて下さい。
セーラーコスモスのシーンで彼女に問いをぶつけたのはセーラーカルテット。
次世代のちびムーンの仲間です。
それにスターズ編で数多くのセーラー戦士がいる事も分かりましたし。
「同じ事を繰り返す」んです。
仲間も一緒に戦うでしょう。
もしかしたら、またギャラクシアと戦わなければなりませんが。
私個人的にはネオ・クイーン・セレニティとなったうさぎが、変身する姿はセーラーコスモスなのかもしれないなんて思ったり。
30世紀にもなれば不老不死の状態ですし、仲間達も死ぬ事はないのかもしれません。
でもそれが故に何度も何度も戦わなければならないのでしょう…。
セーラームーンは果てしない物語です。
ハッピーエンドではなく、バッドエンドでもなく、サッドエンドって言うんですかね…。
現代日本とセーラームーン
この物語を踏まえて、考えられる事が…。
日本における漫画版の不人気の理由は、この物語にあるのかもしれません。
現代日本では、心を病み、体が疲れ、終わらない仕事に嫌気がさしてしまっているのではあにでしょうか?
きっと漫画版セーラームーンもそれを伝えたいのかもしれません。
人が何人産まれても、終わらない人間としての業。
それでも「全てを受け入れる勇気、全てを捨て去る勇気」を持って挑み続ける事も必要だと。
でも、中にはもうそんな社会が嫌で、そういう人にとっては目を背けたい現実ですね。
漫画でまで社会風刺はいらないっていう事なのかもしれません。
しかも楽しいばかりの漫画ではないですし。
逆にそれでもまだまだ一定のファンがいるのは、そんな世界でもセーラームーンの頑張る姿に励ましを貰えるからなのではと…。
そして女性の未来も…。
まとめ
いかがでしょうか?
これで、セーラーコスモスへの疑問はこれで晴れたはず!
次世代の作品が見たくなってきますね^^