テレビをつけると年金特集が時々組まれていますね。
昔はそんなの関係ないと言いながら、今は耳をダンボにしながらテレビの音に耳を傾けている自分がいる・・・。
若いときは病気もせずバリバリ働けたので、年金や保険の話を聞くだけで、「自分には関係ない・保険は嫌いだ」などと言っていました。
ですが自分が50代に入り、40代の頃よりは気力も体力もグッと落ちてきたような感じになると、年金っていくらもらえるのだろう?と言うことが気になりだし(^^;)
赤字があり、年金も支払っていない時期もあったしなぁ…なんて考えます。
このブログの読者様の中にも、「急に心配になってきた」と言う方もいるのではないかと思います。
この記事のタイトルとして、
「もらえる年金が少ない!生活できない人は働くしかない?」
と、上げています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
この記事では、サラリーマンと自営業の違いも見ながら、
「年金制度を上手に活用するためのポイント」
をお伝えしますね。
年金が少ないと老後の生活はどうなる?
年金が少ないとなると、老後の生活不安ですよね…
老後の生活資金の対策をするには、老後の生活をイメージして、今どんなことができるかを具体的に考えていく必要があります。
そのため、まず、自分の年金がどのくらいもらえるのかを調べて把握しておきましょう。
これは、ねんきん特別便や、ネットの環境があれば「ねんきんネット」で見ることができます。
ねんきん特別便(ねんきんとくべつびん)とは、社会保険庁が2007年12月17日より公的年金の加入記録の確認を目的として、全ての加入者と年金受給者に向けて発送している通知書である。
また、お住まいの地域、賃貸か持ち家、ご夫婦でいるのか、熟年離婚でお一人様になったのか、などでも一人一人生活に必要な金額は違います。
ところで、サラリーマンと自営業者では、年金においてどのような違いがあるでしょうか?
・一般的なサラリーマンの場合
一般的なサラリーマンの方は自動的にお給料から引かれているので しっかりお勤めしていれば定年になり、退職金をもらい年金もでると言う感じですね。
・自営業者の場合
自営業者は定年がないので自分の引き際を決められます。
年金は自分でかけなければならず、業績の良いときは納めることができても、結構高くて支払えないときも出てきます。また、決定的には退職金がありません。
サラリーマンの方からすると、もらえる年金額は少ないと不満もあると思います。
ですが、自営業者の方たちからするとうらやましいですよね。
自営業者の場合は定年がないので、体が健康であればいつまでも働けます。
ところが商売がいつも順調とは限りません。
売り上げが良い月もあれば悪い月もあり、どの業種も、このご時世ですからいつも黒字とは限りませんね。
業績の良いときは 年金も貯蓄もできていたことも、しかし 赤字補填にお金を回さなければならなくなることも多々あります。
そのため、年金も納めたいけれど、支払いや仕入れ従業員のお給料の支払いにどうしても回さなければならないということが多く、残高は減る一方と言うところではないでしょうか。
いずれにしても、おおよその足りない金額が分かれば、今から手立てを考えることもできますよね。
まず、年金を把握したら、ご自身の現状を整理し、老後の生活をイメージしてみましょう。
年金が少ないと分かっている人は今から対策をしよう
少ない年金で生活の質を少し下げてつつましく暮らすか、働くしかないのでしょうか?
とりあえず、まずは、ネガテイブはやめましょう(笑)
さて、自分の年金額を把握したら足りない分をどうするかですが・・・
リバースモーゲージという方法があります。
聞き慣れない言葉だと思います。私も今回初めて知りました。
持ち家(不動産)がある方しか使えませんが、簡単に言うと持ち家を担保にしてお金を借り自分の死後に売却をしてもらいそれで借金を返す方法です。
不動産の50~80%まで借りられます。
これは、銀行で取り扱っています。
ただし、条件があるので銀行などで確認してください。取り扱いのない銀行もあります。
その他、今からできる対策として、とても効果的なご提案があります。
それは・・・
健康管理です^^
そんなことですか?という声が聞こえますが、ここはとても大切です!
実は、年金は繰り下げて70歳からもらう方が、ちょっとだけですが60歳の繰り上げや65歳から通常でもらうよりもお得になります(42%今の段階での話です)
これは、亡くなるまで続きますので、健康で長生きするとお得なのです。
なので健康管理は大切ですね。
もし、糖尿病になったと仮定すると病気の程度にもよりますが、医療費も家計を圧迫する要因の一つです
生涯現役を続行するためには食をはじめ、生活の見直しも必要です。
こうして健康管理ができれば、医療費がカットできますね。
他にできることとして、例えば、不必要な交際接待費をカットして貯蓄に回すこともでます。
ほら、ここで貯金ができないと言っていた貯金ができるのです。
そんな小さなことで笑う人もいると思いますが、決してあなどれませんよ。
まとめ
もらえる年金はどんどん減っていますので、老後が不安になる方も少なくないと思います。
でも、ちょっとした対策をするだけで、その不安は大幅に減らすことはできるはずです。
まずは、ねんきん定期便やねんきんネットで、将来もらえる年金額を把握しておきましょう。
続いて、現状のお金の把握と老後の生活のイメージを具体的にして、どれくらいのお金が必要かを洗い出し、今できる節約や貯蓄の方法を計画してみてください。
そして、健康で生涯現役でいられるために、自己ケアも忘れてはいけません。
もらえる年金額が分かったら。65歳から受け取れる年金を繰り下げるのも1つです。
最長70歳まで繰り下げられるので、生涯現役で頑張りましょう。
そうすれば、年金額は65歳で受け取り始めるより42%割増されます。この割増は死ぬまで続くので長生きするとその差は大きいですよ。
いかがでしょうか?
今からできる備えをして、安心して老後を迎えられるようにしたいですね。