フライパンは、毎日のように活躍してくれる調理器具ですよね。
簡単・時短料理の時にも大活躍ですし、本当に便利なものだと思います。
テフロン加工やフッ素加工など、焦げ付きにくい加工がされていて、少々崩れやすい料理でも、とてもスムーズに焼けて気持ちが良いですよね^^
お料理をお皿に移す時も、スルンと気持ちよくお皿に滑ってくれますし。
ですが、ちょっとした不注意で焦げつかせてしまって、上手くとれないなんてお悩みの方はいませんか?
また、ある程度の期間使うと、徐々に加工もとれてきて、料理が上手くできなかったり・・・
はりきって「これつくろう!」なんて思いながら、食材を揃えたのに、いざ料理すると、フライパンにくっついてしまう・・・
残念極まりないですよね。
ですが、少しの工夫で、フライパンを長持ちさせられたり、状態を復活させられたりするんです!
また、もう駄目だ使えない!とあきらめているあなた。
フライパンを長持ちさせる、正しい使い方と復活させる方法学んでみませんか?
フライパンを長持ちさせるにはお湯がポイント!
フライパンの素材と値段はかなり幅広いですね。
500円くらいから何万円もするものまであります!
値段の幅は、だいたいコーティングの厚さによって変わるようです。
ですが、どんなに高いフライパンでも、寿命はあります。
焦げつきの原因としてキズが一番の原因と思われる方が多いと思いますが、それだけではありません。
油汚れも焦げつきの原因としてあるんです。
えーっ!と思われるかもしれませんが、あるのですよ。
ところで、
フライパンを洗うときに調理後の熱いフライパンを、水で洗っていませんか?
これはダメなのです。
実は私もやっていました(^^;)
調理後の熱々のフライパンを水で洗うと、食品から出た油分や調理に少量使った油でも水で固まってしまい、フライパンの内側に少しずつ蓄積されていくのだそうです。
コーティング部分に油膜が付着してしまい、本来のコーティングの良さが奪われてしまいます。
それと、フライパンを復活させる方法として、一度試してほしいお手入れの方法があります。
全てのケースにおいて有効とは言い切れませんが、もう使えないから捨てようと思っているフライパンがあるのであれば、捨てる前に一度試してみてはいかがでしょうか?
あら不思議!フライパンが復活?!
まず、フライパンの内側と外側に熱いお湯を掛けて、水分をきっちり拭きましょう。
次に、フライパンに、お湯をあふれない程度に入れて、弱めの中火に掛けます。
そして、沸騰してから1分くらい煮ます。
その後冷えてから、やわらかいスポンジで、研磨剤を含まない中性洗剤を使って洗います。
それからフライパンを使ってみてください。
我が家のフライパンの焦げは、かなりの年代物でしたので、3回ほど同じ行程で煮てみました。
全くの新品に戻るというわけではありませんが、効果ありでした。
投げなくて良かったと思いました。
こうすればフライパンを長持ちできる!その方法とは?
どんなに値段が高くても、コーティングはいずれ剥がれてきます。
ですが、使い方によっては長持ちさせることができますので、そのポイントを押さえてくださいね。
コーティングが剥がれる原因の一つとして、キズです。
金属のターナ(ヘラ)、たわし、クレンザーを使用することで、コーティングが徐々に剥がれてくるんです。
なので、シリコン、木製、竹製などの素材を使うことで、かなり長持ちしますよ。
ここにフライパンを長持ちさせるポイントをまとめてみました。
・洗うときは、ぬるま湯を使うか、冷めてから水を使う。
・スポンジも柔らかい物で、中性洗剤を使って洗う。
・調理済みの食品を入れっぱなしにしない。
・案外高温に弱いため、空だきもNG。強火は極力使わない。(中火くらいで30秒ほど暖めるだけで、家庭で料理をするには十分な温度になります)
・キズの原因になるので、フライパンどうしを重ねない。(スペースがなければ厚紙や段ボール、梱包の時に使うプチプチなどを間にはさむ)
・食器洗い機は控える。
・調理後は、できるだけ早く木べらやシリコン製のヘラで汚れを集めて、柔らかい布やキッチンペーパーもできるだけ柔らかくしてから取ります。(この行程を必ず行うと長持ちの度合いが違ってきます)
それと、注意書きをよく読みましょう。
お手入れ方法が必ず書いてあります。
フライパンの場合は、読まない方も多いのではないでしょうか?
私も読んだことがなかったですが、長く使うためのメンテナンスが、小さな文字で書かれていました。
まとめ
フライパンの加工は、いずれははがれてきます。
ですが、お手入れの方法次第では、かなり長持ちさせることも可能なので、ぜひ上記のことを参考にお手入れしてみてくださいね。
そして、色々やってみてもダメだったらそのフライパンにお礼をいって捨てましょう。
ですが、新しく買ったフライパンは、注意書きをよく読んで長持ちさせましょうね。
ちなみにかなり余談になりますが、豚肉は低温でじっくり炒めると堅くなりにくいですよ。
高温で炒めると、タンパク質がギュッと固まるので固い食感になります。
低温のフライパンに豚肉を入れると、最初は白っぽいものがフライパンにくっつきますが、そのまま炒めていてくださいね。
柔らかく仕上がりますよ^^
今日も、明日もあさっても、あなたと家族の健康を守るために、フライパンが活躍しますね。
きれいなフライパンで、楽しく夕飯の支度に取りかかりましょうね!