お子さんの月齢や年齢、個々の性格などによっても違うかもしれませんが、子育て中のお母さんって本当に大変ですよね。
私自身は経験がないのですが、周りには子育て中の寝不足に悩んでいた人が結構いらっしゃって、悩みを聴いても何も言ってあげられないんですよね。わからないので。
そこで、子育て経験のある3人のお母さんに、子育て中に伴う寝不足とその対処法についてアドバイスいただきました^^
子育て中の寝不足!理由はやっぱり・・・?

Aさん、Bさん、Cさん、今日はよろしくお願いします。
みなさんは子育て中どんな時に寝不足になった経験がありますか?

ありますね~。
子どもが卒乳するまではなかなか夜にまとまって寝てくれず、夜中の授乳をするために寝不足になりました。汗

夜中の授乳って大変そうですね!

わかります!私もそうですね。
最も寝不足だったのは新生児期です。
ある程度大きくなるまでは赤ちゃんがあまり多く飲むことができないため、授乳間隔があかずに寝不足となりました。
ただ、赤ちゃんにも個人差があるんです。
私の場合は上の子は3ヶ月で朝まで寝るようになり、早期に寝不足から解放されましたが、下の子は8ヶ月まで夜間も4時間置きに授乳していたため、寝不足の期間が長かったです。

やっぱり赤ちゃんによって個人差は大きいんですね。

私には現在一歳の息子がいます。
現在も夜中に授乳で何度か起きますが、
一番辛かったのは新生児期でした。
昼夜問わず頻回授乳。息子はかなり飲む子でした。
特に夜になると、授乳して息子がおっぱいから離れたと思ったら、おっぱいがないと泣くのです。
その為、オムツ交換を挟んで、連続で授乳していました。
数時間それが続いて、気がつけば夜が明けていました。
長くねれても細切れ睡眠で、一時間ずつでした。[/speech_bubble]

そうなんですね。
なかなかお母さん1人では大変だと思うのですが・・・
みなさんは、ご主人などご家族の協力は得られましたか?

我が家では、主人が寝不足になっている私を気遣ってくれ、夜中に起きた子どもを抱っこして別室であやしてくれました。
ですが、子どもはなかなか泣き止まず、結局は授乳で落ち着いて入眠するんですよね…。
なので、主人にあやしてもらうのもだんだんと悪いような気がしていました。

せっかく気遣ってもらっても、結局いつも授乳で眠るってなると、なんとなく気兼ねしてしまいますよね。

私のところの場合は、夜間の授乳を変わってほしい、ミルクを与えてほしいと申し出ましたが、協力は得られませんでした。

そうでしたか・・・。
ご家族にもいろいろご事情があるのかもしれませんが・・・。

私は、新生児期は里帰り出産をしており、実家で過ごしていました。
その為、日中は仕事をしながらも可能な限り母が、サポートしてくれました。
おかげで私は沐浴を含めた赤ちゃんのお世話に没頭できたのです。

お母さんのご協力は心強いですね~
子育てに付き物の寝不足でとにかくつらいときはどうする?

みなさんご協力が得られた方、そうでない方いろいろなケースがあるかと思いますが・・・
子育中の寝不足による心身の不調など、どんなことに困りましたか?

そうですね、夜中にまとまって寝れなくなったことにより、いつもよりちょっとのことでイライラすることが増えましたね。
また、日中に子どもの相手をしているときなどに眠くなってしまうことがあったり、風邪を引いたり体調を崩すことも多くなりました。

確かに!私もです。
眠いため、些細なことでイライラしたりしましたね。
特に下の子の産後ですと、上の子がいるので、上の子が何か怒られるようなことをしたときに、怒りすぎてしまったこともあります。

夜の寝れない日々…
孤独感もあり、夜がくるのがとても怖かったです。
どうして寝てくれないの、と言ってしまったことがあり、言ってすぐにいつも後悔。

普段なら落ち着いて対応できることでも、寝不足で余裕がなくなっているとイライラしてしまうことはありますよね。でも後で後悔・・・。辛いですね。
そういうイライラとか、子育ての寝不足による不調に対し、どんなケアをされていたのですか?

私の場合は専業主婦で仕事をしていなかったため、日中に子どもと一緒にお昼寝をすることで夜の睡眠不足の時間を補っていました。

私は、大人向けの絵本を読みました。
「ちいさなあなたへ」(作:アリスン・マギー)という絵本です。
子どもがどんなに大切か再認識されられます。
イライラが続くとこの絵本を読み、心を落ち着かせるようにしました。

そういう絵本があるんですね!絵本って、いろいろ考えさせられるものがありますよね。
最近では大人向けの絵本も多いですよね。

自分が好きなものを食べたり、ハーブティーを飲む事で、心を落ち着かせました。
私の場合は、おっぱいが詰まらせないように控えていた甘いものも、個包装ひとつくらいならばと食べていました。

ハーブティ落ち着きますね。
それでは、寝不足そのものを減らすための工夫とか、何か対策もされていましたか?

寝不足防止対策とはズレますが、寝不足でイライラしてしまうことが自分でも分かっていたので、その捌け口になってしまっていた主人にはよく説明し、理解してもらうことに努めました。
また、寝不足が原因で体調を崩しやすくなったことにも気付き、夜は子どもが寝るタイミングで一緒に寝たり、日中も子どもがお昼寝をするタイミングで横になったりして無理をせずに家事や育児をこなしました。

一番の対策は赤ちゃんが大きくなるのを待つだけでした。
一緒の布団で寝れるくらい大きくなったら、夜間は添い乳で乗り切ることもできました。

とにかくサポートしてもらえる限り甘えることにしていました。
日中も寝れるときはねるに限ります。

赤ちゃんですもんね。大きくなるまで待つしかない、というのはあるかもしれないですね。
また、ご主人とか、やはり可能であれば協力を得ていきたいところですね。
それ以外の家事は無理しないというのも大切ですね。
子育てをしながらでも寝不足をスッキリ解消させるワザとは?

子育て中の睡眠時間の確保や、良質の睡眠をとるためにどのような工夫をされましたか?

夜の睡眠不足の時間を、日中に補うことです。
主人が休みの日は、子どもと一緒に起きてもらって相手をしてもらっている間に睡眠をとったりもしていました。

夜中の授乳は添い乳で乗り切ったり、日中でも昼寝をしたら一緒に寝て、家事や料理は手抜きをしてでも、少しずつ睡眠時間の確保に努めました。

どんなサポートも貪欲にうけることです。
「他にもっと辛い人がいるのに、甘えではないか。」
そう思わず、赤ちゃんへストレスを向けてしまう前に、他の人に甘えることでのりきりました。

上の内容と少し質問がかぶっちゃいましたね。
とにかく、省けることは省くっていうのも大事ですよね。
そして、自分で頑張ろうと無理せず、甘えるところは甘える。
最後に、子育てで寝不足になって悩んでいるお母さんに一言アドバイスをするとしたらどんなことを伝えたいですか?

子育てに睡眠不足はつきものだと思います。
それを家族にもよく理解してもらって協力してもらったり、子どもと同じタイミングで寝たり起きたり出来るように工夫するといいですよ。
特に子どもが小さいうちは家事を少し手を抜くつもりで、ゆったりとした気持ちで育児に専念してくださいね。

家事は手抜きしてもいいと思います。この時期は赤ちゃんとお母さんが第一です。
とにかく赤ちゃんが寝たら一緒に寝ましょう。
お母さんが体調を崩してはなりません。
疲れたと思うときは、実母やご主人などに育児を少しお願いして、しっかりと休みましょう。お母さんだって休む時間は必要です。
頑張りすぎないようにしてください。

子育ては孤独感も強く、人に頼ることが大変ですよね。
頼れる人や、勿論グッズも頼りまくりましょう。
頼って休めたぶん、赤ちゃんへ愛情をそそぐようにしましょう。

]リアルな体験、思い、ありがとうございました。とても参考になりました。
まとめ
赤ちゃんの時、特に授乳が必要な時期はやはり寝不足になりがちなのですね。
ですが、お母さんが倒れては、赤ちゃんにとっても困ります。
ですので、やはり可能であれば周りの人に協力を得ていくことは大切なのですね。
また、それ以外の家事などは無理をせず、省けることは省いていくことも必要ですね。
そして、赤ちゃんのお昼寝タイムなど、隙間時間を上手に見つけて、お母さん自身がほっと一息つける時間をもつというのも大切なことなのですね。