我が家に初めてワン子が来たときに、もうしぐさが可愛すぎて家族でかまっていたら突然腰を下ろしお漏らしをしてしまったことがありました(^^;)
あわてて、ぞうきんやティッシュなどでゴシゴシなんとか拭きましたが、ちょっとニオイと黄ばんでしまいました。
あなたも、こんな失敗ありませんか?
そこでこの記事では、絨毯にペットがお漏らしをしてしまった時の上手な対処法をお伝えしていきたいと思います。
絨毯のお漏らし汚れには重曹がおすすめ!
絨毯はかなりの大きさと重量があるので、普段のお掃除はやはり掃除機ですよね。
ですが、ペットやトイレトレーニング中のお子様がお漏らししてしまったときには、普通の掃除機ではできませんね。
水を吸い取ることのできる掃除機があれば良いのですが、どこのおうちにもあるわけではありません。
ですので、ここでは家にある物でお掃除しましょう。
まずは水分をきっちり拭きとらなければなりませんね。
もしあればウエスを使います。
ウエスとは、機械の油汚れや不純物などを拭き取る布で、用途に合わせてさまざまな素材やサイズが売られています。
素材にもよりますが、水も油もよく吸って便利です。
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ウエスはたくさん用意しましょう。
なければ大きめのタオル、ぞうきんなどを使います。
ぬれた部分を乾いた面でトントン軽くたたいてください。
常に乾いた面で吸い取ります。
そして、十分吸い取ることができたら 今度は重曹水を作ります。
重曹水作成に準備する物は以下の通りです。
・スプレーボトル500mlが2本(1本は重曹を入れる用、もう一本は仕上げに使う水用です)
・重曹
・小さじ
・計量カップ
・30~35度くらいのぬるま湯(重曹は水には溶けにくい性質があるので)
以上を用意します。
作り方は、スプレーボトル500mlにぬるま湯を400ml入れ、そこに小さじ1杯の重曹を入れフタをしっかり閉めて良く振ります。
その他掃除に使う道具は、
・ゴム手袋
・スリッカー(犬用ブラシ)または、ゴム製のヘッドスパブラシ
・ドライヤー
事前にウエスなどで拭き取った汚れ部分に、重曹水をしっとりするくらいスプレーします。
更に、乾いたウエスやタオルなどでトントン軽くたたいて、水分を拭き取ります。
これを何回か繰り返します。
また、もう一本のボトルには水を入れておいてください。
汚れが取れたら、水のスプレーボトルで、しっとりするくらい水をかけます。
そして、乾いたウエスでトントン軽くたたいて拭き取ります。
これも何回か繰り返します。
拭き取りが十分でなければ、絨毯が変色する可能性もありますので、水でしっかり落としてくださいね。
その後、ドライヤーの弱風を遠くから当ててしっかり乾かします。
ドライヤーが近すぎると絨毯を傷める場合がありますので注意してください。
このときに犬用ブラシ(スリッカーまたはヘッドスパブラシ)をかけながら行うとふんわり感が戻ってきますよ。
ただし、ループ状の物には使用はしないでくださいね。
ループがスリッカーに引っかかりボロボロになってしまいますよ。
絨毯に尿のニオイやシミが残ってしまったときの対処法
ニオイに対して直接重曹をかける方法もありますが、重曹の粉が絨毯の奥に入り込み中々取れないことがあり大変な思いをすることがあります。
なので、上記でご紹介した重曹水と仕上げの水を使うことをおすすめします。
クエン酸を使うこともありますが、重曹の方が効果ありでした。
市販の除菌消臭剤もいくつか使ってみましたが、個人の感想としてはあまり効果ないかなという感じでした。
ただ、お漏らしのニオイ残りにはあまり効果はないように思いますが、普通に使用していてのニオイには効果ありでした。
重曹と市販の除菌消臭剤は、ニオイの種類によって使い分けると良いと思います。
もし、シミが残ってしまった場合は、汚れが十分に落ちていなかったところです。
なので、再度ぬるま湯を使い上記の手順で絨毯のシミになっている部分に多く水をスプレーします。
その後、ウエスでトントンと拭き上げていきます。
これを繰り返すことでシミは目立たなくなります。
いずれにしてもシミや汚れを見つけたときは、できるだけ早く対処しましょう。
時間が経つと取れるものも取れなくなってしまいます。
まとめ
お漏らしなどによる絨毯の汚れをスッキリ落とすポイントをあらためて以下にまとめますね。
・重曹はぬるま湯に溶かし重曹水として使用する。
・ぬるま湯で拭き上げするときは十分に行う
・ペットや小さい子供さんのお漏らしのアンモニア臭には重曹が効果あり。
・ニオイの種類によって重曹、除菌消臭材を使い分ける。
いかがでしょうか?
ぜひ、あきらめずお掃除してみて下さいね!
コツを押さえて掃除すれば、かなりきれいになりますよ♪