どの虫を見てもあまり気持ちの良いものではないですよね。
それがたくさん発生してしまうとは考えたくないですが、なぜか毛虫が今年は多いような気がします。
毛虫の多くは蛾の幼虫と言われていますが、蝶になるものの中にも毛虫はいますので、毛虫=蛾は成立しません。
どれが蛾で、蝶か分からないので やはり家の中や周囲からはいなくなってほしいですね。
では、対策を考えてみましょう!
家の周りの庭と外壁に毛虫だらけ!その原因は?
原因としては、家の中や周囲に毛虫が好む植物や樹木があると考えられます。
親である蛾や蝶などが、あなたの家の周囲を見渡し、ここなら幼虫がふ化したときにも大丈夫と思って産み付けたのです。
家の周囲を見渡せば、雑草がそのまま放置されているところはありませんか?
また、代表的な樹木で言えば、サクラや椿、梅、バラなどありませんか?
これらの樹木には結構毛虫が付きやすいです。
お庭の手入れは行き届いていますか?
まずは、雑草から手入れをしましょう。
よそのお宅のところは勝手に出来ませんが、空き地などは持ち主の方を探し雑草を刈ってもらうか、許可をもらって雑草を抜いたりすることで毛虫のかくれ場所がなくなるため案外出てこなくなります。
また、家にも何らかの原因があります。
例えば、網戸の一部に破損がありませんか?
網戸からの侵入経路は、結構見落としがちです。
一度親虫が入り込むとたくさんの卵を産み付けます。
今の住宅は機密性も良くなっていますので、新築のおうちが毛虫だらけになったり、古い家は虫が入り放題の隙間があるはずです。
なので、侵入経路を探してみましょう。
100%網戸からとは言えませんが、修理することで多少の違いは出てきます。
また、窓ガラスや壁面にも気がつくと卵が産み付けられていることもあります。
私の知人の家は、窓ガラスに産み付けられて気がつくともう卵からかえった後だった、と聞きました。
恐ろしい事ですが、一匹毛虫を見つけるとその数十倍はいると思ってください。
親虫はたくさんの卵を産み付けます。
なぜなら、鳥やカマキリなどに食べられても、少しでも生存率を上げるためです。
毛虫になっても集団でいるため一度に大量発生してしまいます。
困りますね・・・
そこで、今度は予防の方法についてお伝えしたいと思います。
家の周りに毛虫が発生するのを予防したい!安全安心の対策は?
まずは先手必勝なので、家の周囲は時々グルッと回り上から下まで壁面や窓ガラスに異常がないか調べてみてください。
この方法で、我が家は巣を見つけることが出来ました。
できたての小さな巣で届かないところだったので、このときは殺虫剤を使用しました。
でも、家の中ではできるだけ殺虫剤は使いたくないですよね。
ですが、もしたくさんいるのであれば、一度全部を駆除するためには殺虫剤(燻煙タイプ)をおすすめします。
それと、毛虫の毛には毒があるタイプもいるので手で直接触れないでください。
死んだ後も毒は残っていますのでビニール手袋などを使い袋に入れて口を閉めて捨ててくださいね。
毛虫の毛はわずかな震動でも抜けてしまいますので、くれぐれも毛虫やその落ちた毛には触らないでくださいね。
もし触ってしまったらすぐに皮膚科受診をお勧めします。
民間療法の中には悪化させてしまうことがありますので、自己判断は危険ですよ!
毛虫などは植物の葉の裏側に卵を産み付ける事が多いです。
なぜなら、天敵に見つからないようにするためです。
ですから、秋口は樹木の葉の裏を点検してみましょう。
発見したら葉ごと投げましょう。
屋外で殺虫剤を使いたくないときには、お湯を掛けるという方法もあります。
今は殺虫剤自体もオーガニックを使用している物もありますので、わんちゃん達にも人にも安心して使える物もあります。
まとめ
いかがでしたか?
・毛虫や害虫が発生するのには屋内、屋外に原因となる雑草や樹木・暖かい場所がある。
・侵入経路の網戸などに破損があれば修理する。
・窓ガラス、壁など家の周囲を定期的に点検する。
・雑草などは抜くか短くして害虫のかくれ場所をなくす。
・家の中で毛虫を発見した場合は燻煙タイプの殺虫剤を用い完全に駆除する。
・毛虫の毛はわずかな震動でも抜け落ち抜けた後や死んだ後も毒があるため素手で触ってはダメ。
・必ずビニール手袋などをはめて、袋などに入れ、口を閉めて捨てる。
・屋外ではお湯を使い駆除する方法もある。
・オーガニックを使用している駆除剤もあるので人やペットにも安心して使える物もある。
以上が、家周りの毛虫対策のポイントになります。
参考になれば幸いです。