あなたは映画「キャスパー」をご存知ですか?
キャスパーの映画には、誕生編やマジカル・ウエンディなどもありますが、ここでご紹介するのは、不思議で愉快でちょっとロマンチックな「キャスパー」です。
キャスパーは、1995年アメリカで制作されたファンタジーコメディ映画で、テレビアニメを実写化したものなんです。
愉快で楽しいおばけたちとある父娘との交流が描かれているのですが、ストーリーも音楽も映像も本当に素晴らしいんです!
特にこの作品では、おばけのキャスパーが限られた時間だけ人間になる場面があるんですが、その男の子がこれまた美少年^^
このあたりも存分に語りつつ、キャスパーの魅力と、どんな人におすすめなのかを解説したいと思います!
予告動画はこちら↓
キャスパーは実は美少年?!人間役の男の子は一体誰?
私が「キャスパー」を最初に観たのは、確か中学生くらいの頃だったと思います。
キャスパーやヒロインのキャットとは同世代くらいなので、登場人物に入り込んで観ていましたね^^
正直ストーリーはほとんど忘れてしまっていたのですが、感動したことと、キャスパーの人間役の男の子が美少年でうっとり観ていたことだけは覚えていました(^^;)
久し振りに観てみたところ、大人になった今(30代)でもやっぱり感動しました^^
そして、キャスパーの人間役の男の子は今観てもやっぱり素敵!
ただ、DVDのパッケージにはキャスパーの人間役の男の子が誰なのかは書いていないんです。
また、DVDの中に長編の特典映像(メイキング)があるのですが、やっぱりそこでもキャスパーの人間役の男の子については一切触れておらず…
でも、キャスパーが人間になってキャットとダンスするシーンはすごくロマンチックだし、あの美少年の存在はやっぱり気になる・・・
ということで、グーグルで「キャスパー」と検索してみたら、案外あっさり美少年の正体がわかりました。笑
キャスパーの人間役をしていたのは、デヴォン・サワというカナダ出身の俳優さんでした。
1978年生まれで、この記事を書いている現時点での年齢は40歳。
写真を観ると、キャスパー当時とは随分感じが違うようにも見えますが、どことなくおもかげが残っていたのですぐわかりました^^
彼の画像をいろいろ調べてみたのですが、写真によりかなり雰囲気とかお顔立ちが違って見えます。笑
キャスパーは1995年に制作されていますから、計算すると当時は16か17歳くらいのはず。
ですが、お顔の感じはもう少し幼いようにも見えましたね。
役の設定は確か12歳だったかな?
どちらかというと、実年齢より設定の12歳の方がしっくりくる感じです。
キャスパーの人間役として出てきた時、とにかくきれいで甘いお顔だなぁとうっとりしてしまったのですが、彼の魅力はそれだけではありません。
人間でいられるのは夜10時までなのですが、針が10時を指した時に時計を見上げる表情とか、キャットをエスコートするしぐさなど、どれもドストライク♪
おばけの姿のキャスパーと、優しい本質は同じですが、もっと落ち着いていて男の子らしい感じです。
そのギャップがまた良いんですよ^^
キャスパーの見どころは人間役の男の子以外にもいっぱい!
キャスパーの人間役の男の子のことばかり話していますが、もちろん見どころはそれだけではありません。笑
ここでは、キャスパーの魅力をたっぷりご紹介したいと思います。
キャスパーの魅力と見どころは?
1、キャスパーや3人のおばけたちのユーモアあるキャラクター
何と言ってもキャスパーをはじめとするおばけたちのユーモアたっぷりのキャラクターでしょうか。
キャスパーの姿カタチが親しみやすく、とっても思いやりのある優しい性格です。
設定は12歳で、子どもらしい無邪気さ、感情豊かな面、聡明さがバランスよく合わさった、愛すべきキャラクターだなぁと思います。
また、3人のおじさんおばけも登場し、とても意地悪ではあるのですが、心底ひどいわけじゃないんです。
おばけだけど人間味あふれる面もあって、情に厚いキャラクターたちです。
特にハーヴェイ博士とのやりとりはスピード感があって、かなり笑えます。笑
2、スピードと柔軟性のある映像と温かく不思議な音楽
おばけたちは最新の技術を駆使した映像で表現されているのですが、アニメのような平面な感じではなく、実際にその場にいるような迫力があります。
動きも柔軟で、とってもスピード感もあり、観ていて飽きません。
これは本当に個人的な感想なのですが・・・
ところどころ「シザーハンズ」を思い出すような音楽の曲調とか、演出などがあるんですよね^^
「シザーハンズ」ご存知ですが?
ジョニーデップさん主演の手がハサミの状態の人造人間と人間の女の子のせつないラブファンタジーなんですが、こちらも大好きな作品なんです。
気になる方は良かったらこちらもご覧ください↓
シザーハンズの結末は超せつないのに繰り返し観たくなる理由とは?!
余談になりました。汗
3、おばけたちとのやりとりが自然
演技の場にはおばけたちはいないわけですが、俳優さんたちとのやりとりはごく自然なんです。
何もないところ相手に演じるのは大変だったことと思います。
おばけたちが、ハーヴェイ博士と戦うシーンもあるのですが、タイミングとか本当に調度良くて、よくここまで自然に仕上げたなぁと感心します。
なんの疑問も感じずキャスパーの映画の世界に入り込めるから不思議です。
4、キャスパーがハーヴェイ博士に蘇生のチャンスを譲るシーン
いよいよキャスパーが人間に戻れるっている時に、うかり死んでおばけになってしまったハーヴェイ博士が現われます。
それを観たキャスパーは、ぐっとこらえて蘇生のチャンスをハーヴェイ博士に譲るんです。
なぜなら、蘇生のためのお薬が1人分しかないから・・・
キャットにとって大切なお父さんであるハーヴェイ博士を生き返らせることを優先するんですが、その健気な様子がじんときます。
きっと屋敷の中、キャスパーのお父さんが書き残した蘇生のお薬の情報もあるはず。
なので、ハーヴェイ博士には、ぜひ蘇生のお薬をつくって、キャスパーを生き返らせてあげてほしいものです。
5、キャットのお母さん「アメリア」
蘇生のチャンスをハーヴェイ博士に譲ったキャスパーは、当然人間には戻れません。良かれと思って譲ったけれど、やっぱり人間に戻れるかもっていう希望が失われたわけですから、元気に笑うことはできないんですよね・・・
そりゃそうですよね。
ところが、ひとりぼっちで遊んでいるところに、キャットのお母さん「アメリア」が現れるのですが、天使と言うか女神と言うか、とにかく美しいです。
赤いドレスを身にまとっているのですが、派手な感じではなく、なんとも神々しいんです。
アメリアは、ハーヴェイ博士のところにも現れて、幸せだったからこの世に思い残すことがないというんですね。
なので、キャスパーたちのようなおばけとは違い、天上界のようなところにいるのかもしれないですね。
でも、そのアメリアを連れてきたのは、意地悪なおばけたちなんです。
なかなか良いやつらです。笑
ちなみにアメリア役はアメリカの女優さんで、エイミー・ブレネマンさん。
5、人間になったキャスパーと、キャットとの触れ合いのシーン
キャスパーの人間役の男の子の話はもうしないつもりだったのですが・・・
やっぱりここ見どころなんですよ私には(^^;)
もともと人以外の存在と人間のプラトニックなラブストーリーは好きなので、この場面好きなんです。
何が良いって、真ん丸お顔のおばけのキャスパーがですよ、あんな美男子で現れたら息止まります。笑
ギャップが良いんですね~♪
で、12歳の設定だと思うのですが、キャット役のクリスティーナ・リッチもキャスパー人間役のデヴォン・サワも計算上実年齢は少し上なはず。
そのせいもあってか、やりとりが少し大人っぽいんです。
と言ってももちろんやらしい場面とかあるわけじゃないし、ただただロマンチックです。
キャスパーがおばけに戻るまでの時間限定っていうのも、少しせつなさが加わって良いのかもしれません。
終わりに
いかがでしょうか?
キャスパーは、ファンタジーコメディなので、温かくユーモアある不思議な話が好きな人に超おすすめです。
あと、おばけと人間のほのかな恋も入っています。
ですので、人間以外の存在と人間の恋の話が好きで、かつプラトニックな関係が良い人にもおすすめです。
とっても美しい感動の場面ももりだくさんですし、スピード感もユーモアもあります。
なので、ぜひ観てみて下さいね!